新百合ヶ丘エリア紹介♪

「新百合ヶ丘」がある麻生区は、神奈川県川崎市を構成する7行政区の一つ。川崎市北西部の多摩丘陵の一角に位置します。川崎市の多摩区・宮前区、横浜市青葉区、東京都町田市・多摩市・稲城市と隣接しています。
「新百合ヶ丘」と聞くとどんなイメージがあるでしょうか?「豊かな自然環境」「治安の良さ」「都心へのアクセスの良さ」などが挙げられます。
そもそも「麻生区」ってどんなところ?健康意識が高く、自然環境が豊かで、ファミリー層に人気のエリアとして知られていますが、実際にどんな街なのか、その魅力に迫ってみたいと思います!
①新百合ヶ丘の便利なトコロ

「しんゆり」の愛称で親しまれている「新百合ヶ丘」駅。
最近では、利便性がよく、子育てしやすい、緑が多い、また芸術の街としても人気のエリアになっていますが、駅開業前までは目立つような特徴のないエリアでした。
駅前を過ぎると閑静な住宅が並ぶ新百合ヶ丘。「暮らしやすい」と言われる「利便性」について調べてみました。

交通アクセスのよさ
新百合ヶ丘駅は、小田急小田原線と多摩線の分岐駅で、多摩線開業に伴って1974年に開設された比較的新しい駅です。一部の特急列車を除き全ての列車種別が停車し、都心方面へのアクセスに優れます。小田急小田原線は、新百合ヶ丘から新宿までは快速急行利用で約26分。通勤時間帯は通勤急行も運行しています。また代々木上原駅では東京メトロ千代田線との相互乗り入れをしており、都心部各所へのアクセスにも大変便利な路線です。もちろん、小田原方面への運行も忘れてはいけません。人気の箱根へも乗り換えなしで行けるのも魅力ですね!
小田急多摩線では、2025年3月から小田原線・多摩線直通のすべての急行を五月台駅、黒川駅、はるひ野駅へ停車させ、多摩線を走る急行の割合も大幅に増やし、新百合ヶ丘駅での乗換えが不要になるダイヤで運行しています。
2030年には横浜市営地下鉄ブルーラインのあざみ野駅~新百合ヶ丘駅の延伸が決定しています。現在あざみ野駅までバス便で30分かかっているところを、この延伸で大幅に所要時間が短縮し、約10分での移動が可能となります。
ますます便利になる新百合ヶ丘の交通アクセスに期待できます!
電車だけでなく、バス便も充実の新百合ヶ丘。駅前には大きなバスロータリーがあり、主に小田急バス、東急バス、京成バスなどが乗り入れしています。新百合ヶ丘を拠点とする住宅街方面やよみうりランド方面、あざみ野方面など、多方面へのバス移動が可能です。また、羽田空港や成田空港行きの直通リムジンバスも発着しているため、各空港へアクセスできるのも大変便利です。
商業施設が充実!
新百合ヶ丘駅の利便性の一つに、商業施設の充実があります。特に南口周辺には、イオン、新百合ヶ丘OPA、新百合ヶ丘エルミロード、アコルデ新百合ヶ丘など駅前に多くの商業施設が並びます。駅直結で行ける小田急マルシェはスーパーもあり、帰宅時に寄れる利便さなど、大変重宝する存在です。ファッション、雑貨、インテリア、飲食店、スーパーから本屋まで、生活に必要なものは駅前でほぼすべて揃えられ、ショッピングを効率よく楽しみたい方におすすめです。映画館もあり、ファミリー層が多いのも納得のエリアです!また、それぞれの商業施設内には飲食店が入っています。ファミレスやファストフード、カフェはもちろん、駅徒歩圏内にも個人経営の飲食店やお酒を提供するお店も多く、外食をする際の選択肢が豊富なのも魅力です。


麻生区の中心!
川崎市の北部副都心として計画的に整備されてきた麻生区。麻生区の中心となる新百合ヶ丘駅南側には商業施設が広がる一方、駅北側は区役所をはじめ、銀行や郵便局、総合病院、市民館、川崎市アートセンターなど、公共施設が多く存在します。徒歩圏内で済むため、「新百合ヶ丘駅へ出れば用事がすべて済ませられる」ほど、施設が充実しているのが特長です。計画的なまちづくりで知られ、駅周辺を中心に街並みが整備され、都心のベッドタウンとして日々発展し続けています。
②新百合ヶ丘の暮らし
川崎市の北部副都心として、1982年に多摩区と分離してできた麻生区。都心へ直通で行けるアクセスの良さから、都心のベッドタウンを目指して開発され発展してきました。新百合ヶ丘駅は大規模な商業エリアとして栄えている一方、安全性や自然環境の良さが高く評価され、一世帯あたりの人数も多く、単身世帯よりもファミリー世帯が多いのも特徴です。電車での移動がしやすく、駅前で買い物が完結、自然豊かな環境が保たれ、住むのに「ちょうどよい」 と思われる「暮らし」の部分について調べました!

豊かな自然環境
「自然豊かな環境」と言われる新百合ヶ丘エリア。駅の喧騒から少し離れると緑道や遊歩道、公園があちこちに点在し、さらには田園風景が残るのも特長です。駅から最も近い万福寺檜山公園は駅徒歩3分とは思えないほど緑が豊か。桜の名所としても有名で、春には多くのお花見客が訪れます。新百合ヶ丘駅南側の住宅街から、万福寺檜山公園までは、こやのさ緑道と呼ばれる緑道が続いていて、通勤通学時間帯にはこの緑道を利用する方や朝の散策を楽しむ方も多いです。
新百合ヶ丘周辺には、「ふるさと麻生八景」に選ばれている遊歩道や、雑木林が残る公園があり、坂も緩やかでウォーキングに好適なコースも整います。自然豊かな環境は体に優しく、心にゆとり。健康にも貢献する街づくりの成果とも言えます。
閑静な住環境
都心へのアクセスの良さや、駅前の商業施設の充実度から「住むには落ち着かないのでは」と心配されるかもしれません。大きな商業施設は駅前に集まっていますが、駅界隈からほんの少し離れると多摩丘陵の自然が広がり、里山の風景が残る新百合ヶ丘エリア。大小公園が点在しながら住宅街が広がり、のどかな雰囲気を感じられます。閑静な住宅街が広がり、落ち着いた雰囲気で住みやすい点では家を選ぶ上でも大きな魅力となります。特に駅南側の上麻生2丁目付近や駅北側の万福寺地区一帯は高級住宅街としても知られ、閑静で美しい住環境が整えられています。
幹線道路が東西に走り、一日を通して車通りは多いものの、幅が確保された歩道や街路樹などを設けることで安全と景観に配慮され、お子様連れやご高齢の方でも安心して歩けるよう整備されています。
また、治安面においては、新百合ヶ丘駅一帯は風俗営業禁止区域に指定されているため、健全な雰囲気が保たれています。犯罪件数も少ないため、女性の夜の一人歩きも安心です。幅広い層が安心して暮らせるエリアと言えます。


芸術の街、新百合ヶ丘
川崎市麻生区、特に小田急線新百合ヶ丘駅周辺は、「芸術の街」としても知られています。駅徒歩圏内には川崎市アートセンターや昭和音楽大学、日本映画大学など芸術・文化関係の施設が多くあり、年間を通じて様々な芸術・文化のイベントなども開催されており、お子様からお年寄りまで豊かな芸術文化が身近に親しめる街となっています。恵まれた住環境を求めて、多くの芸術家や文化関係者が住んでいるのも納得です。
駅前のイオンスタイル新百合ヶ丘には、9スクリーンを持つイオンシネマがあり、ファミリー世帯が多いのも特徴です。
幼いうちから芸術・文化に慣れ親しめる、恵まれた環境が魅力の街です。
③新百合ヶ丘の子育て環境
「子育てしやすい街」として人気の新百合ヶ丘。「田舎過ぎず、都会過ぎない」、豊かな自然に恵まれつつ、便利な暮らしを保てる施設やアクセスの良さに加え、充実した子育て支援や教育に力を注いでいるのが特長です。のどかで落ち着いた場所で子育てをしたいけど、十分な教育の機会を与えてあげられるか不安。という方も、安心できる環境ではないでしょうか。

教育環境の充実
新百合ヶ丘がある川崎市麻生区は、5年連続で待機児童ゼロを保っています。駅前を中心に保育所が多く、働くご夫婦も安心の環境が整います。市内の幼稚園には園バスが充実しているため、区外や自宅から多少離れていても、自宅近くまでバスが来てくれるので送迎の不安も解消!預かり保育や課外保育も充実しており、幼稚園からそのまま習い事ができるのも嬉しいですね。公立小学校では保護者の就労有無に関わらず、学童保育が無料で誰でも利用できるので、共働き世帯だけでなく一時利用等にも大変重宝されています。
教育熱心なご家庭が多く、有名私立小学校の付属幼稚園に通うお子様もいらっしゃいます。公立小学校のレベルも高く、麻生区の学校に子どもを通わせるため、区内へ引っ越しをする方もいるほど人気のエリアです。私立中学への進学率も高く、教育意識の高さを感じます。駅前を中心に幼児教育機関や学習塾なども充実しており、その選択肢が多いのが特長です。子どもの教育に力を入れて育てたい方にオススメのエリアだといえますね!
遊びやすい自然環境
前述したように、新百合ヶ丘駅周辺には緑豊かな公園や緑道がたくさん。田園風景が広がる地域も多く、田畑が点在していたり、都心にアクセスしやすい立地ながら、自然に囲まれた暮らしを楽しめるのが特長です。
桜や紅葉など四季折々の風景を見られるのはもちろん、公園にはクワガタ、川にはコイやカメなど、興味深い生き物も生息しているので、お子様も一緒に自然と触れ合える環境が嬉しいですね。


子育て支援の充実
麻生区には8つの地域子育て支援センターがあり、それぞれの特色を活かした子育て支援活動を行っています。また新百合ヶ丘駅近くの川崎市麻生スポーツセンターでは、利用しやすい料金でお子様の習い事を開催したり、体育館のレンタルもあります。
医療費助成は、0歳から小学3年生までの通院・調剤・入院いずれも全額助成。子育て支援金は、所得制限なく第2子までは0歳~3歳未満が15,000円/月、満3歳~高校生(最大18歳)が5,000円/月、第3子以降は30,000円/月の支援が実施されています。
公立小学校では、川崎市全域で学童保育「わくわくプラザ室」を開設しており、保護者の就労有無に関わらず小学校1年生から6年生まで施設料無料で利用が可能です。
また2026年4月からは公立小学校の給食費について所得制限なしで無償となる見通しです。公立中学校でも給食無償化の動きがあり、今後子育て支援策の拡大が期待されます。
川崎市は少子化対策への取り組みも活発で、子育てに優しい街、子育てしやすい街へと発展し続けています。